そうでない時には目的語?

  • 2018.04.21 Saturday
  • 10:42

目的語

 

おはようございます。

 

高校の英文法のクラスで、教科書の1ページ目だったと思います。

 

文の構成要素についての説明で、

 

「(動詞の後にくる単語が)主語とイコールの時には補語、そうでない時には目的語と呼ぶ」

 

というようなのがあったと思います。

 

「補語」「目的語」という文法用語を覚えてもらうための説明ですが、「主語とイコールの時には補語」と「呼ぶ」ことはともかく、「そうでない時には」「目的語」というのは、「そもそも目的語って何だ?」という疑問だけが残りました。

 

それよりも大切なのは、「主語とイコール」のケースと、「そうでない(目的語である)」ケースの例文を、もっと分かりやすく見せてくれることだったのではないかと思います。

 

故・松本亨博士は、英語は基本的に次の2つのパターンから成り立っているとても簡単な言葉だと言われています。

 

1) A = B

 

2) A → B

 

1) がまさに「主語とイコール」つまり「B」が「補語」であるケースで、

 

2) が「そうでない(B が目的語である)」ケースということです。

 

1) の例としては、

 

Q1: How are you?

 

A1: I am fine. (A = B のかたち)

 

Q2: What do you do?

 

A2: I am a student. (A = B のかたち)

 

2) の例としては、

 

2-1) A → (B の無いケース:目的語を必要としないケース)

 

I walk. (A → のかたち)

 

2-2) A → B (Bが目的語であるケース)

 

I love you. (A → B のかたち)

 

ということになります。

 

2-2) I love you. の文で、あなたが心を寄せている人が、

 

"I love." とだけ言って黙ってしまったら、「誰を?」と知りたくなりますよね。

 

それで、この文では「誰を」にあたる "you" が動詞の「目的語」と呼ばれるわけです。

 

"Object" を「目的語」と日本語に訳してしまったことが、わかりずらい原因のひとつかとも思いますが、上の 2-1) と 2-2)で、2-1) の方が「自動詞」(目的語をとらない「自分の」動作を表す動詞)2-2) の方が「他動詞」(目的語である「他」に対する動作を表す動詞)ということになります。

 

「自動詞」と「他動詞」も、それぞれ "Intransitive Verb" と "Transitive Verb" をこう訳したことが本当に良かったのか、疑問に感じます。。

 

いずれにしても、文法用語を覚えることや、こういう細かい説明を理解することよりも、A = B または A → B の形があるとして、例文を見てしまった方が、よっぽど使える形で英語を覚えられたであろうにと思います。

 

次回は、多少、邪道ではありますが、基本五文型について、A = B と A → B を用いて説明します。

 

Have a nice day,

 

KK

 

 

 

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